「柔軟」か「無責任」か=韓国の若者の間に広がる“新たな生き方”―韓国メディア

Record China    2014年11月6日(木) 1時17分

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4日、韓国・亜洲経済中国語サイトによると、韓国で次の仕事を決めないまま離職する若者が増えている。写真はソウル。

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2014年11月4日、韓国・亜洲経済中国語サイトによると、韓国で次の仕事を決めないまま離職する若者が増えている。

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彼らに影響を与えているのが、韓国の女性旅行家・韓飛野さん。米大手PR会社バーソン・マーステラで働いた後、仕事を辞め、7年かけて世界90カ国以上を旅して歩き、その旅行記はベストセラーとなった。

韓飛野さんの「社会に飼いならされず、自由を失わないためにも、仕事を辞めてでも冒険に出たい」との言葉に感動し、「大学に入ったらアルバイトをして資金を貯め、世界中を旅したい」と願う若者が増えているという。韓国の若者は受験戦争を経て、大学に入ると激しい就職戦線にさらされ、仕事に就いてもつらい研修を何年も耐えなくてはならず、精神的なストレスは増す一方となっている。

韓国ではこれまで、家庭への責任感や社会的達成感に価値を見出す保守的な考えが根強かったが、若者を中心に柔軟な考え方が生まれ始めており、そうした中から「先のことを決めないまま旅に出る」という学生や若い社会人が現れてきているという。(翻訳・編集/岡田)

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