2014年11月4日、韓国メディア・NEWSisによると、韓国のデパート「ロッテマート」は同日、11月中旬に韓国で栽培された玉ねぎが北京地区のロッテマート向けに輸出されると明かした。環球時報（電子版）が伝えた。

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韓国はこれまで、中国に対してお菓子や粉ミルクなどの加工品を主に輸出しており、農産品が中国本土のデパートに輸出されるのは初めてという。韓国のロッテマートは10月初めに担当者を中国に派遣、輸出可能な農産品について調査を行っていた。最終的に保存がきく玉ねぎに決まった。

近年韓国国内では玉ねぎの過剰供給により価格が暴落しており、ソウル市農水産食品公社によると、今年4月、韓国国内の玉ねぎ1キロ当たりの値段は前年同期比70％近く下落。在庫を多く抱えている。中国への農産品輸出ついて韓国ロッテマートは、「今後は果物やそのほかの野菜を選び、中国への輸出を拡大していく」と述べている。（翻訳・編集/内山）