2014年11月2日、香港の俳優アンソニー・ウォン（黄秋生）が中国本土の人々を「イナゴ」と罵倒したとのネット上の情報について、所属事務所では発信元に対し法的措置も辞さない構えを見せている。新浪が伝えた。

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アンソニー・ウォンは香港の民主派による抗議活動に賛同するタレントの1人。日頃から歯に衣着せぬ物言いで知られるが、このほど中国のあるネットユーザーが、アンソニーが「中国人はイナゴだ」と発言したとする情報を拡散した。「イナゴ」とはもともと、態度のよくない中国本土の人々を指す香港のネット用語としても知られる。

うわさが拡散されたことで、所属事務所の英皇娯楽集団（EEG）はマネジャー名義で声明文を発表。発言自体を否定し、さらに発信元のネットユーザーのハンドルネームを挙げ、法的措置も辞さないことを明らかにしている。

民主派支持のタレントは、中国エンタメ界からの締め出しもうわさされている。アンソニーの主演映画「潜龍風雲」が今月7日から公開されるが、今のところ上映中止や延期といった情報は聞かれていない。（翻訳・編集/Mathilda）