米英撤退のアフガン、大統領訪問で中国に助け求める=権力の空白期に中国の出番が到来?―中国紙

Record China    2014年10月30日(木) 8時48分

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29日、環球時報(電子版)によると、アフガニスタンのガニ大統領は就任後初めて中国を訪問している。写真はアフガニスタンの首都カーブル。

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2014年10月29日、環球時報(電子版)によると、アフガニスタンのガニ大統領は就任後初めて中国を訪問している。アフガンでは最近、13年にわたって駐留した米英軍が撤退したばかり。同紙は「大統領は頭上に翻っていた米英の旗が降りて2日後、中国に助けを求めにきた」と伝えた。

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ガニ大統領は滞在中、31日に北京で開かれるアフガニスタン再興を目指す国際会議に出席する。中国側はアフガニスタンの埋蔵鉱物資源を狙っているとされ、西側諸国は中国を「渡りに船だ」と批判している。西側メディアは、特に目立った成果も残せず米英軍が撤退したことに不満を持っており「米国が手ぶらで後にしたアフガンで、権力の空白期に中国の順番が回ってきた」としている。

中国の南アジア問題専門家は「米英は13年の駐留中、市民の多くを死に追いやっただけでなく、アフガニスタン経済を崩壊に追い込み、社会に暴力をまん延させた。西側諸国は中国のアフガニスタン投資に何か言う資格はない」と批判している。(翻訳・編集/AA)

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