フェイスブック、アップル、ツイッター…IT業界のビッグネームが続々訪中―中国メディア

Record China    2014年10月28日(火) 22時49分

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24日、「ザッカーバーグが中国で流暢な中国語を披露したよ。奥さんのお母さんと話すために勉強したんだって!」。今月23日のインターネットのチャットには、こんな書き込みが次々に現れた。

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2014年10月24日、「ザッカーバーグが中国で流暢な中国語を披露したよ。奥さんのお母さんと話すために勉強したんだって!」。今月23日のインターネットのチャットには、こんな書き込みが次々に現れた。ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」の創始者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏は、このほど清華大学経営管理学院の顧問委員会委員に任命されたのを機に中国を訪れ、インターネットの理念を広め、ファンたちの賞賛を浴びた。北京晨報が伝えた。

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清華大学がこのほど開催した「顧問委員が清華大学で講義する」という交流イベントで、ザッカーバーグ氏はスピーチと受け答えをすべて中国語で行い、学生たちをびっくりさせた。ザッカーバーグ氏によると、公共の場で中国語のスピーチをしたのは生まれて初めてとのこと。中国語を勉強しているのは、第一に中国人の妻の母親と会話したいから、第二に中国語の勉強を通じて中国文化を理解したいから、第三に挑戦するのが好きで、中国語は大変難しく挑戦する価値があるから、という理由からだという。

ザッカーバーグ氏は中国の現在のインターネット企業や科学技術企業のイノベーションに対する見解についてたずねられ、小米の携帯電話や騰訊(テンセント)、微信(WeChat)、淘宝などを特に高く評価した。Facebookの中国進出については、「中国企業が海外顧客を開拓するのを手伝い、世界のいろんな場所が中国につながるのを手伝っているところだ」と述べた。

ザッカーバーグ氏によると、「最大の挑戦はおそらく2012年にFacebookをモバイル企業に転換させたことだ。12年は売上の伸びが遅く、成長ペースが鈍化したが、モバイル企業に転換後、今では7億人のユーザーがFacebookモバイルバージョンを利用している」という。

ザッカーバーグ氏はFacebookについて、「今後10年間は、3つの面に注力していく。第一に世界規模でインターネットを普及させ、全世界をつなぐ。第二に人工知能を発展させる。第三にバーチャルリアリティ技術だ。よい会社の誕生は、創業者が会社を作ろうと思った時ではなく、世界を変えたいと志した時に実現する」と述べた。

▼今年は外資系科学技術のビッグネームが続々訪中

中国の「お婿さん」のザッカーバーグ氏だけではない。アップル社のティム・クックCEOやIT業界の重鎮も相次いで中国を訪れ、中国のネットユーザーを興奮させている。今年だけでもマイクロソフト、ツイッターサムスンのトップたちが次々に中国を訪れた。

今年9月25日には、マイクロソフトのサトヤ・ナデラ新CEOが就任後に初の訪中。これに先立つ6月には創始者のビル・ゲイツ氏も中国を訪問し、百度の創始者、ロビン・リー(李彦宏)氏と会談して提携を結んでいる。

8月にはサムスンの李在鎔副総裁が中国を訪問。サムスングループの李健煕会長の一人っ子で後継者と目される李副総裁は、サムスン中国法人の上層管理職と緊急会議を開き、中国のスマートフォン(多機能携帯電話)メーカーへの対応を協議した。

3月17日にはツイッターのディック・コストロCEOが初めて上海を訪れ、復旦大学新聞学院の教員や学生と交流したほか、政府関係者と会談し、中国(上海)自由貿易試験区について話し合いをもった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/kojima)

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