チャップマン・トーら民主派デモ支持タレント、中国テレビ局が「自主的封殺」も―中国

Record China    2014年10月28日(火) 12時40分

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27日、香港の民主派デモを支持したとして、複数のタレントが中国メディアに封殺されると連日話題に。一部のテレビ局では、社内通達があったことを社員が語っている。写真はチャップマン・トー。

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2014年10月27日、香港の民主派デモを支持したとして、複数のタレントが中国メディアに封殺されると連日話題に。一部のテレビ局では、社内通達があったことを社員が明かしている。網易が伝えた。

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先月末から続いている香港の民主派デモでは、複数の香港や台湾のタレントが、警察側の暴力的手段への反感や、デモへの支持姿勢を明らかにしている。最初に声をあげた香港の俳優チャップマン・トー(杜[シ文]澤)を代表格として、これらタレントを「チャップマンたち」とし、中国メディアから少なくとも1年間の封殺対象になっていると話題に。中国のネット上ではブラックリストまで出回っている。

ニュースサイトの網易によると、中国国内のテレビ各局に対して行った調査では、封殺に関する政府機関の通達が「届いていない」と全社が回答。しかし中国南部の大手テレビ局の社員は、「チャップマンたち」の顔を放送しないよう社内通知があったと語っている。これにより、自主的な措置を始めたテレビ局が存在するのが分かる。

チャップマン・トーは23日、フェイスブック上で封殺について触れ、「それが何だ!」と短く語っている。「チャップマンたち」の1人、女性歌手のデニス・ホー(何韻詩)は、「香港人として光栄」と、封殺についてメッセージを発表している。(翻訳・編集/Mathilda)

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