エボラ熱対応に苦慮する米国、国民からは批判の声も「ホワイトハウスに滞在させろ」「政治家が医療を支配」

Record China    2014年10月28日(火) 2時28分

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27日、エボラ出血熱問題で、米ニューヨーク州が西アフリカでエボラ熱の治療に関わった医療関係者の強制的な隔離措置を緩和すると発表し、米国民からさまざまな反応が出ている。写真はニューヨークのジョン・F・ケネディ空港。

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2014年10月27日、エボラ出血熱問題で、米ニューヨーク州が西アフリカでエボラ熱の治療に関わった医療関係者の強制的な隔離措置を緩和すると発表し、米国民からさまざまな反応が出ている。

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ニューヨーク州のクオモ知事は26日、感染の拡大が懸念されるエボラ出血熱に関して、西アフリカから到着する人に対する隔離措置を緩和すると発表した。ギニアでエボラ熱患者の治療活動に関わったニューヨーク在住の医師の感染が発覚した後、ニューヨーク州とニュージャージー州は、西アフリカから到着したエボラ出血熱治療に関わった医療関係者を21日間、強制的に隔離すると発表した。だが、この措置が厳格すぎるとの批判が高まり、オバマ大統領も両州の知事らに隔離措置を撤回するよう促していた。批判が高まる中、クオモ知事は、強制隔離を撤回し、自宅からの外出禁止の措置に緩和すると発表した。隔離措置をめぐる動きに、米国民からは多くのコメントが寄せられている。

「クオモ知事は措置を緩和するという失態をしてしまった。外出禁止になった人たちが自宅にとどまっているかどうかを誰が確認するんだ?」

「エボラ熱に関わった医療関係者たちをホワイトハウスにしばらく滞在させてくれ」

「問題は医療が政治家によって支配されていることだ」

「クオモ知事が行っているのは科学に基づいたことではなく、政治に基づいたことだ」

「クオモ知事を辞めさせよう。役に立たない」

「オバマ大統領は愚かだ」

「オバマ大統領は米国が嫌いなんだ」

「オバマ大統領はめちゃくちゃだ。クオモ知事は最悪だ。だが今回の件ではクオモ知事はきちんとやった」

「隔離されたくなければ、病気が広がっている国に行ってはいけない」(翻訳・編集/Yasuda)

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