世界最大の炭鉱から中国への石炭輸送鉄道の建設を可決、中国の線路幅を採用―モンゴル

Record China    2014年10月28日(火) 17時23分

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27日、参考消息網は「石炭輸送コストの削減目指し、モンゴル国が中国と結ぶ線路建設へ」を掲載した。世界最大の炭鉱タバントルゴイから中国へと石炭を運ぶ鉄路が整備される。写真は中国・モンゴル間鉄道。

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2014年10月27日、参考消息網は「石炭輸送コストの削減目指し、モンゴル国が中国と結ぶ線路建設へ」を掲載した。

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24日付ブルームバーグによると、モンゴル議会は世界最大の炭鉱タバントルゴイと中国を結ぶ全長240キロの鉄道建設案を可決した。最大の目的は石炭輸送コスト削減だ。中国とモンゴルでは線路幅が異なる。中国ではいわゆる標準軌、モンゴルではそれよりも幅が広い広軌が採用されている。新設される鉄道では標準軌を採用されることで、積み替えや台車交換の必要なくスムーズな輸送が可能となる。

鉄道建設案、とりわけ線路幅については長年にわたり議論が続けられてきた。中国と同じ線路幅を採用することを警戒する意見も根強かったが、経済的利益を追求する意見が押し切った格好だ。新路線の建設により、輸送コストはトン当たり2〜4ドルの削減が見込めるという。(翻訳・編集/KT)

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