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6日、北京日報は、日本政府による台湾の謝長廷・元行政院長への叙勲に対し、中国外交部報道官が反発するコメントを発したことを報じた。写真は中国外交部の毛寧報道官。
2025年11月6日、中国メディアの北京日報は、日本政府による台湾の謝長廷(シエ・チャンティン)元行政院長への叙勲に対し、中国外交部報道官が反発するコメントを発したことを報じた。
記事は、日本政府が3日に秋の外国人叙勲名簿を発表し、謝氏に旭日大綬章を授与することが明らかになったこと、謝氏が同日にSNS上で「今後も引き続き台日友好に貢献する」とコメントしたことを紹介した。
そして、6日に開かれた中国外交部定例記者会見を担当した毛寧(マオ・ニン)同部報道官がこの件について質問を受けた際「台湾独立を吹聴する人物に叙勲する日本の狙いは分からない。台湾独立主義者を支援するつもりがあるのか。今回の件によって台湾独立勢力に何らかのシグナルを発する目的があるのか」と疑問を提起したことを伝えた。
また、毛報道官が「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、日中関係の政治的基盤や日本の基本的な信義に関わる。今年は抗日戦争勝利80周年、台湾光復80周年に当たる。わが国は日本に対して歴史上の罪をを深く反省し、一つの中国の原則と日中関係の4つの政治文書に基づく精神をしっかり守り、台湾問題では言動を謹んで、台湾独立勢力に対する誤ったシグナル発信を止めるよう督促する」とコメントしたことを紹介した。
この件について、中国のネットユーザーは「日本は痛みが感じられないのだろう」「日本はそもそもわれわれを恐れていない。降伏だってわれわれによるものではないし」「日本に対しては目に見える形で明確かつ強烈な対抗措置を講じるべき。単なる抗議にとどまれば、彼らはさらにつけあがる」「見るたびに怒りしか覚えないから、もうこんなニュース報じなくていい」「コソコソとしたアクションには、大きなアクションで対処せよ」「高市早苗首相は安倍晋三元首相より右翼だからな」「日本を旅行する人は増えている。反発する人は反発するが、旅行に行く人は行くってことだ。ハハハ」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
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