6G発展大会、11月中旬に北京で開催―中国

人民網日本語版    
facebook X mail url copy

拡大

6G発展大会が11月中旬に北京で開催される。写真は北京。

2025年6G発展大会が13~14日に北京市の北京経済技術開発区で開催される。「スマートで世界を結び、6G技術イノベーションエコシステムを共同建設」をテーマに、6Gの応用ニーズ、重要技術、産業開発、試験・検証、国際標準といった注目を集める議題について共に話し合い、6Gの重要技術とアーキテクチャの成果を推進して世界的な共通認識を形成し、世界統一の6Gの国際標準と産業エコシステムを維持することを目指す。中国情報通信研究院の王志勤(ワン・ジーチン)副院長が4日に行われた記者会見で明らかにした。中国新聞網が伝えた。

王氏によると、同大会は21年の第1回からこれまで4回開催され、中国国内の6G分野において、技術のカバー範囲が広く、専門性が高く、国際的な影響力の大きい技術・産業の祭典だ。25年は6G標準化の研究が全面的にスタートした年であり、6Gの発展は技術イノベーションの進化が加速し、産業の方向性がますます明確になる重要な段階を迎えている。この段階には、世界の産学研用(産業・大学・研究機関・ユーザー)の各方面の知恵を結集し、共通認識を形成し、協力を緊密にすることがよりいっそう求められる。

大会初日は開幕式とメインフォーラムが行われる。6G標準元年に向け、ITU-R(国際電気通信連合無線通信部門)や3GPP(第3世代移動通信システムネットワーク開発の標準・仕様の策定を行う国際協力組織)などの国際標準化機関の6G業務責任者や中国の通信標準化機関の責任者を特別に招待するほか、欧州や日本、韓国などの6G産業機関の関係者、基礎通信事業者、メーカー、大学・研究機関などの代表も招待する。同時に、ロボットなどの産業のパートナーを招待し、「6Gと人工智能(AI)が融合したエコシステム構築」についての円卓フォーラムに出席して6G通信・AI融合イノベーション空間について議論する。

2日目には七つのサブフォーラムを同時開催し、6Gネットワーク技術、AIネイティブ、ワイヤレス技術、通信・検知の統合、宇宙・地上の統合、セキュリティー・信頼性、北京の6G産業発展などのテーマを巡り、各業界の専門家を招いて最新の研究成果を共有し、産業動向を判断し、応用の見通しを展望し、6Gイノベーションの発展を共に推進する。

今大会では、注目成果の一つとして、6G通信・AI融合、通信・検知融合、没入型通信などの重点シーンにおける技術報告を発表し、標準化と産業化に向けた技術的ガイドラインを提供する。特に通信・AI融合の方向性を巡り、6GAIネイティブデザイン、AIエージェント通信などの最新の研究成果を重点的に展示し、AIエージェントが相互接続する新しいエコシステムを共同構築し、モバイルAIの新時代へ共に進む。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

インフルエンサー募集中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携