上海のナイトクラブで結婚登記が可能に?ネット民「婚姻率のためなら何でもあり」と批判も真相は…

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香港メディアの香港01は4日、中国のSNS上で「上海市のナイトクラブで結婚登記ができる」との話題が物議を醸していると報じた。写真はINS新楽園。

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香港メディアの香港01は4日、中国のSNS上で「上海市のナイトクラブで結婚登記ができる」との話題が物議を醸していると報じた。

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報道によると、上海市黄浦区民政局はナイトクラブなどが入った複合商業施設「INS新楽園」と協力し、11月14、15、21、22日(いずれも金曜日と土曜日)に「INS新楽園」で夜間に結婚証書授与セレモニーを行うプロジェクトを打ち出した。

「INS新楽園」は復興公園内ある音楽、パフォーマンス、eスポーツナイトタイムエコノミー(夜間経済)のための複合施設で、流行に敏感な若年層を中心に、いわゆる「パリピ」が集まる夜の社交の場として知られる。

INS新楽園

黄浦区によると、結婚するカップルは民生局の微信(ウィーチャット)公式アカウントまたは「INS新楽園」の公式サイトを通じてセレモニーの予約が可能。受付は3日から始まっており、予約枠には限りがあるため「早めに予約を」と呼び掛けている。

現場で行われるのはあくまで「セレモニー」だけだが、中国のSNSでは「上海のナイトクラブで結婚登記が可能」という誤情報がトレンド入り。ネットユーザーからは「結婚は勢い、離婚は冷静にってことか」「スピード結婚、そのままの勢いで離婚の冷静期(離婚前に30日間の冷却期間を設ける制度。離婚率を下げる狙いで導入)へ突入」「婚姻率アップのためには何でもありだな。こんなふうに適当に結婚させたら、離婚率も逆に上がるだろう」といった批判的な声が殺到した。

民政局婚姻登記処の職員は「新郎新婦は民政局で結婚証書を受け取る必要がある。そこからINS新楽園に行くか(セレモニーサービスを受けるか)は自由。現場(INS新楽園)では登記・証書授与は行わない」と改めて周知している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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