世界初の5G-A人型ロボットが聖火リレーを完遂―中国

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中国で世界初の5G-A人型ロボットが聖火リレーを完遂した。

第15回全国運動会(全運会)の聖火リレー出発式が2日、広東省深セン市の蓮花山公園で行われた。イベントでは、「0号聖火ランナー」と呼ばれる世界初の5G-A(5GAdvanced)人型ロボット「夸父」が1.6キロのトーチを手に、技術スタッフの伴走なしで第2走者から第3走者への聖火引き継ぎを独自に完遂した。人型ロボットが聖火リレーに参加し、単独で完遂したのは世界初となる。科技日報が伝えた。

「夸父」は楽聚智能(深セン)が独自に開発した人型ロボットだ。ロボットマラソンや1000キロメートルに及ぶ都市間遠隔操縦などの実戦的な技術蓄積と検証を積み重ねてきた。

聖火リレーのコースは深セン市民センターから蓮花山長廊を経て市民広場に至るルートで、通信ネットワーク環境が複雑で、各種機器が密集して稼働するエリアに設定された。「夸父」は今回、初めてリモコン操作を完全に廃止し、技術スタッフの伴走もなく、クラウド側で高精細映像をリアルタイム解析して進行ルートを判断し、他のランナーとのトーチ受け渡しを自律的に完遂した。

5G-A技術は通信容量、速度、遅延、測位精度、信頼性保証といった面で従来の移動通信技術よりも大幅に向上しており、エンボディドAI人型ロボットにおけるマルチモーダルデータの安定した伝送と高品質なインタラクションをよりよく保証できる。「夸父」が聖火リレーを完遂したことは、5G-Aネットワーク技術とエンボディドAIの深い融合が新たな段階に入ったことを示している。10月時点で全国の5G-A通信プラン利用者数は4500万人を超えた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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