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3日、中国のポータルサイト・捜狐に「劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』がついに中国公開決定」と題した記事が掲載された。写真は名探偵コナン 時計じかけの摩天楼。
2025年11月3日、中国のポータルサイト・捜狐に「劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』がついに中国公開決定」と題した記事が掲載された。
記事はまず、「劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』がついに中国で公開されることが発表された。同作はすでに20年以上前の作品ではあるが、その完成度はいまだにシリーズ上位に位置する。劇場版特有の『芸術=爆発』という作風を確立したほか、全編にわたり緊迫したテンポと張りつめた演出が続く。物語は『時限爆弾』を軸に、都市各地での爆破事件から摩天楼での最終決戦まで、段階的にスリルを高めていく構成になっている」と説明した。
その上で、「工藤新一(くどうしんいち)と毛利蘭(もうりらん)の関係性を丁寧に描いている点も高く評価されている。特に『(時限爆弾の)赤と青、どちらの線を切るか』を描いたクライマックスのシーンはシリーズ屈指の名場面として知られている。推理としてはそこまで複雑な作品ではないが、劇場版『名探偵コナン』の原点を最も体現した一本であり、必見の作品だ」と評した。
また、「注目すべきは、1997年に日本で公開された当時の興行収入が約11億円だった点である。数字としては高くはないが、28年前の作品としては十分な成果だった。今回の中国で公開されれば、おそらくその記録を大きく上回ることが予想される。というのも、以前『迷宮の十字路(クロスロード)』が中国で1億元(約21億円)を超える興行収入を記録しており、『時計じかけの摩天楼』もそれに匹敵する結果を残す可能性が高いからだ。そうすれば、同作は中国の興行収入が日本国内を超えた初の劇場版『名探偵コナン』として歴史に名を刻むことになるだろう」とした。
同作の公開発表に際し、中国のSNS・微博(ウェイボー)でも多くのコメントが寄せられ、「本当にうれしい気持ちでいっぱい!」「コナンファンのみんな、本当に恵まれてる!」「中国公開が発表されてうれしすぎる!今後も続々と公開されるといいな」「この神作が劇場公開されるなんて。絶対見に行く!」と歓喜する中国のネットユーザーの声が届いた。
また、「映画館で新一と蘭の想いを感じたい」「新一の『死ぬ時は一緒だぜ』ってセリフ、泣かずにいられなかった…映画館で会おう!」「大スクリーンで新一と蘭の名シーンが見られるなんて…!」「新一と蘭の命懸けの告白、映画館で見たらさらに感情移入できそう」など、2人の名場面に言及したコメントが多く見られたほか、公開日が未発表であることから、「わぁ!いつ公開なの!?」「早く公開を決めてほしい〜!」「早く公開して!もう待ちきれない!」「絶対いい映画になるはず!早く見たい〜!」と公開を待ちわびる声も集まった。(翻訳・編集/岩田)
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