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2日、香港メディア・香港01は、世界一の利用者数を誇る東京の新宿駅でハトが増えており、ユニークな駆除対策が講じられるも効果が薄かったことを報じた。
2025年11月2日、香港メディア・香港01は、世界一の利用者数を誇る東京の新宿駅でハトが増えており、ユニークな駆除対策が講じられるも効果が薄かったことを報じた。
記事は、新宿駅でハトの大量発生によるふん害や病原菌拡散が問題となっており、駅では対策の一環として昨年10月にハトが集まる5カ所に猛禽類やネコなどの天敵の写真ポスターを設置し、ハトを追い払う試みを開始したと紹介。ポスターは文具会社が開発したもので、天敵の「目」の部分に光を反射するアルミ素材を使用し、威嚇効果を狙ったと伝えた。
そして、当初はこのポスターが一定の効果を見せ、ポスター設置箇所のハトが半月で設置前の30羽以上から1羽にまで減少したとする一方で、その効果は長く続かず、3カ月が経過する頃にはポスターの前にハトが再び集まるようになったと指摘。文具会社が意図した「金属の反射光による威嚇」にハトが順応してしまったことが効果減退の主原因とみられるほか、一部の利用者による餌やりもハトに居座る要因になっているとの指摘を紹介した。
記事は、ポスター設置から1年が経過した先ごろ、日本のX(旧ツイッター)に投稿された現場の写真には、ハトの群れが今や猛禽類のポスターを全く気にすることなくその真下に座り込んでいる様子が写っていたと紹介。ポスターには「ハト対策実験中」と記載されており、ネットユーザーからは「実験は大成功ではないか。この方法では効果がないことが証明されたのだから」という皮肉めいたコメントが寄せられていると伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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