ティファニー・タンは「気取っている」、ウォン・カーウァイ監督の録音テープが批判の的に

華流    
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ウォン・カーウァイ監督のドラマ「繁花」を巡る監督の声とされる録音テープがネット上に登場し、出演者をやゆする内容だと批判を浴びている。

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ウォン・カーウァイ(王家衛)監督のドラマ「繁花」を巡り、ウォン監督の声とされる録音テープがネット上に登場し、出演者をやゆする内容だと批判を浴びている。

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フー・ゴー(胡歌)主演の「繁花」は2023年12月に放送・配信をスタートしたヒット作。このドラマからは今年9月、作品に携わった脚本家の古二(グーアール/程駿年)がクレジット権を侵害され、報酬が支払われなかったと訴え出たことが話題になっていた。10月31日に古二がSNSを通じて「繁花」のクランクイン前の脚本会議などを含む複数の録音記録を公開したことが再び注目の話題となっている。

この録音記録には、ウォン監督がキャストについて話したとされる声も登場し、ヒロインを演じたティファニー・タン(唐嫣)について、「とても気取った人」と語っている。前後の会話によって、ティファニー・タンが常に現場にいち早く入ることから、一番に到着させないように他の俳優らを待機させ、ティファニー・タンのリズムを狂わせるといった意図が推測される。このことからネット上では、「真面目で勤勉なのが、なぜいけないのか?」とウォン監督に対し批判の声が上がっている。

ウォン・カーウァイ

また、ベテラン俳優のヨウ・ベンチャン(游本昌)についても、高齢のため通話アプリを使いこなせないのではないかとの声に対し、「繁花」の脚本家の秦雯(チン・ウェン)がこれを否定するのに続き、ウォン監督が「甘く見てはいけない」という意味のことわざを返した。このことがヨウ・ベンチャンへの敬意を欠いていると、こちらも批判を浴びている。

この経緯を伝える一部の香港メディアは、ここで使われた「気取っている」はあくまで監督用語であり、俳優の慣性的な演技パターンを打破する意図を指すとの解釈を伝えた。また、古二の告発から始まったこの騒動については、監督と脚本家のクレジットを巡る争い、創作者の努力が無視される現象などから、業界内の権力の不均衡問題を浮き彫りにしているとも指摘されている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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