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中国の独自開発による第5世代LNG大型タンカー2隻が納入されました。
中国船舶グループによると、中国が独自に開発した2隻の17万4000立方メートル級液化天然ガス(LNG)大型タンカーが10月30日、31日に上海で引き渡されました。2隻は中国が独自に開発した第5世代LNG大型タンカーで、世界最先端のデザイン理念、先進技術装備、最強の環境性能を兼ね備え、重要な技術は独自で確実に管理できるようになっており、設備の国産化率が向上し、総合的な技術水準は国際的にリードしています。
LNG大型タンカーはLNGを専門に輸送する船舶であり、LNGの温度がマイナス163度であるため、「海上のスーパー冷凍トラック」とも呼ばれています。
この型の輸送船には、世界初の再液化システム装置と中国独自開発の排気再循環システムが装備されており、航行中の二酸化炭素排出を効果的に削減し、エネルギー効率を大幅に向上させています。また、船上には衝突回避システムも装備されており、航行時の安全性と安定性を高めることができます。満載時の1回の輸送量は、上海市の住民の半月分の使用量に相当します。
中国船舶グループ傘下の滬東中華造船所のLNG船受注数はこれまでに50隻を超え、同時に建造中のものが24隻あり、今年は大型LNG船11隻の納入が予定され、中国全国で通年納入数の記録を更新する見込みです。また、中国船舶工業業界協会の情報によると、今年6月までに、中国は世界のグリーン船舶の約7割を受注し、すべての主流の船舶型式をカバーしています。船舶工業の利益率は過去10年間で最高を記録し、9.71%に達しています。(提供/CRI)
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