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中国で、日中戦争をめぐる「民間の対日賠償請求の第一人者」と称されてきた童増氏が23日、北京市内の病院で病気のため死去した。写真は童増氏。
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中国で、日中戦争をめぐる「民間の対日賠償請求の第一人者」と称されてきた童増(トン・ズン)氏が23日、北京市内の病院で病気のため死去したことがこのほど発表された。69歳だった。
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童氏は1956年生まれ、重慶出身で、1982年に四川大学の経済学部を卒業した。その後、北京大学で法学の修士号を取得。長年にわたって数多くの社会・民間組織の要職に就き、そこには中祥投資有限公司の董事長、中国宋慶齢基金会元理事、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する中国民間保釣連合会、中国民間対日賠償請求連合会などが含まれる。

90年以降、童氏は「中国民間対日賠償請求」運動を提唱、推進し、「戦争賠償」と「民間賠償」を区別する見解を掲げた。民間の被害者が日本の政府や企業に賠償請求する権利を訴え続け、同氏の活動は中国社会に広く影響を与えた。(翻訳・編集/野谷)
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