香港への催涙弾輸出、英国が禁止を検討=民主化要求デモ隊への使用を問題視―仏メディア

Record China    2014年10月25日(土) 1時5分

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22日、英国のヒューゴ・スワイア外務閣外大臣は、香港の民主化要求デモで警察が座り込みの学生たちに催涙弾を使ったことを受け「英国は香港への催涙弾輸出の禁止を検討している」と述べた。写真は香港の占拠運動。写真提供:Hong Kong In-media。

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2014年10月23日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、英国のヒューゴ・スワイア外務閣外大臣は22日、香港の民主化要求デモで警察が座り込みの学生たちに催涙弾を使ったことを受け「英国は香港への催涙弾輸出の禁止を検討している」と述べた。

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スワイヤ氏によると、外務省と財務相が閣僚級会議を行い、最終的な輸出禁止を決定する。同氏は「われわれはこれまで香港への催涙弾輸出を認めていたが、最近のデモ発生を受け輸出禁止について検討を始めた」と語った。催涙弾を製造する英国企業は、香港警察はデモ隊に催涙弾87発を発射したため、販売方針の見直しを決めたという。

英保守党議員の1人は「デモ参加者は香港の新世代だ。彼らは植民地時代を懐かしんでいるわけでも、不法行為を行う勢力の一員でもない。前の世代と異なる信念を持っているが、香港の将来や政府に対する彼らの信頼は揺らいでいる」と述べた。(翻訳・編集/AA)

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