中国の鉄道が米国に初上陸、世界中に広がる中国製車両―中国メディア

Record China    2014年10月25日(土) 5時42分

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24日、中国北方機車車両鉱業集団公司(中国北車)が明らかにしたところによると、米国マサチューセッツ湾交通局(MBTA)は中国北車から地下鉄車両284台を調達し、ボストン地下鉄のレッドラインとオレンジラインに投入することを正式に許可した。写真は福州駅。

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2014年10月24日、中国北方機車車両鉱業集団公司(中国北車)が明らかにしたところによると、現地時間22日、米国マサチューセッツ湾交通局(MBTA)は中国北車から地下鉄車両284台を調達し、ボストン地下鉄のレッドラインとオレンジラインに投入することを正式に許可した。これは中国の地下鉄・都市鉄道設備メーカーが米国のグローバルな入札で勝利を勝ち取った初めてのケースであり、中国鉄道設備の米国初上陸となる。人民日報海外版が伝えた。

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284台のうち、152台はオレンジラインに、132台はレッドラインに投入される。入札は今年5月に世界に向けて行われ、中国北車をはじめ世界の都市鉄道設備メーカーが名乗りを上げていたが、最終的に中国北車が勝利し、中国で唯一米国進出を果たした都市鉄道設備メーカーとなった。中国北車の欧米先進国からの都市鉄道完成車両の受注としては、2011年にフランスのタンク車を受注したケースに続くものだ。これにより、中国北車の都市鉄道設備はアジア、欧州、アフリカ、北米、中南米、オセアニアの6大陸に進出し、カバー範囲が世界全体に広がった。

周知のように、新しい指導者は自ら中国の設備製造の売り込みに力を入れ、指導者の海外訪問では特に高速鉄道産業がしばしば話題に取り上げられてきた。こうした努力が実って、最近は多くの成果が上がっている。たとえば、ロシアとの間で高速鉄道建設の覚書が調印され、高速鉄道建設の分野での強い意欲が示された。中国北車がタイ鉄道から歴史的な大口注文を受け、線路幅が1〜1.34メートル規模のステンレス製都市鉄道旅客車両を初めて輸出した。中国鉄建株式有限公司の連合体が、メキシコの高速鉄道プロジェクトで唯一の応札者になった、などだ。今回再び中国の鉄道が米国上陸の号令がかけられたことは、中国の高速鉄道がますます力をつけていること、また中国が高速鉄道分野で努力を重ねてきたことを証明している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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