チベット自治区、ポタラ宮の年次塗装シーズンがスタート―中国

CRI online    
facebook X mail url copy

拡大

ポタラ宮の年次塗装シーズンがスタートしました。

中国チベット自治区ラサ市にある世界文化遺産ポタラ宮の外装塗装シーズンがこのほど始まりました。

ポタラ宮は1300年以上の歴史があり、毎年雨季が過ぎると、建物の外壁の表面は少し色あせます。外壁の鮮やかさを保つため、毎年壁に塗装作業が施されており、今年は11月中旬から下旬まで続く予定です。

ポタラ宮管理処は今年、200人以上の専門スタッフを組織して塗装作業を実施し、地元の人々やガイドもボランティアチームを結成して作業に参加しています。作業のうち、空中で塗料を散布する作業は、専門スタッフが担当することになっています。

ポタラ宮の壁に使用される塗料の主原料は、チベット産のカオリン(高嶺石)です。スタッフが塗料を作る際、粘着性や耐候性、硬度を高めるため、少量の牛乳、砂糖、蜂蜜を加えることから、ポタラ宮は「甘い宮殿」とも呼ばれています。

伝統的な習俗であると同時に、文化遺産保護の方法として、地元の人々は「甘い」塗料をかけることでポタラ宮殿に新しい衣を着せ、素晴らしい生活へのあこがれと祝福を託しています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

インフルエンサー募集中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携