中国共産党中央委員会は10月24日午前、記者会見を開き、10月20〜23日に開催された中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議（四中全会）の精神について紹介しました。

中央政策研究室の江金権主任は「四中全会で最も重要な成果は、『中国共産党中央委員会による国民経済と社会発展に関する第15次五カ年計画の策定に関する提案』を審議し採択したことだ」と説明しました。また、「五カ年計画を科学的に策定し継続的に実施することは、わが党の国政運営における重要な経験の一つであり、中国の特色ある社会主義における重要な政治的な優位性でもある。第15次五カ年計画の策定に関する提案は、段階的に一歩ずつ中国式現代化を推進させる必要であり、複雑で深刻な外部環境の新たな変化に効果的に対応し、激しい国際競争において戦略的主導権を獲得する必要でもあり、中国の発展段階性の要求に適応するもので、質の高い発展を深く推進させる必要として、重要な意義がある」と述べました。

中央財経委員会弁公室の韓秀文副主任は、「『提案』は第15次五カ年計画期間中の経済社会の発展に関する主要目標を明確にし、七つの分野に及んでいる」と紹介しました。具体的に第1は、質の高い発展が顕著な成果を収めること。第2は、科学技術の自立と自強のレベルが大いに向上すること。第3は、改革を全面的に進化させ、新たな突破を実現すること。第4は、社会の文明レベルが顕著に向上すること。第5は、人民の生活の質が絶えず向上すること。第6は、美しい中国の建設が新たな重大な進展を遂げること。第7は、国家安全保障の防壁がより強固になることとなっています。（提供/CRI）