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「2025 年度日本・中国ティーンエイジアンバサダー 」の歓迎会が21日、北京市の在中国日本国大使館で開かれました。
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公益財団法人イオンワンパーセントクラブが主催する「2025 年度日本・中国ティーンエイジアンバサダー 」の歓迎会が10月21日、北京市の在中国日本国大使館で開かれました。日本と中国の高校生80名が参加し、交流を深めました。
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このプログラムは、日本と交流国の高校生が「小さな大使」として互いの国を訪問し、ホームステイや学校生活を通じて相手国の文化や日常生活を体験することで、相互理解を深めることを目的としています。
同事業の責任者を務める河合恒綺さんは「互いの生活を直接感じることで、ネットなどで聞く情報ではなく、自分たちの目で見て、実際に肌で感じられるようなプログラムを心がけた。プログラムが終わり、別れを惜しむ生徒たちの姿を見ると、国境を超えた友情を築き上げることができたと、担当者としてうれしく感じる」と語りました。

今年は、中国から北京市第四中学校や湖南師範大学付属中学校、北京市第八十中学校、長沙市南雅中学校の高校生40名、日本からは順天中学校・高等学校、名古屋大学教育学部付属中・高等学校、札幌日本大学中学校・高等学校、市立札幌开成中等教育学校の40名が参加。

中国の生徒たちは7月に日本を訪問しており、日本の生徒たちは10月20日から25日にかけて中国での交流活動を行います。期間中は、大使館での歓迎会のほか、伝統文化体験や家庭でのホームステイ、学校訪問などを通じて、相互の文化や価値観に触れます。
北京市第四中学校の袁子琪さんは、7月に日本を訪れた体験を振り返りながら、「日本で感じたのは、両国の文化には多くの共通点があること。そして、ホームステイでは、たこ焼き作りや家族で楽しむ小さな花火大会、着物体験などを通して、日本の家庭の温かさを感じた。今度は私たちが中国の姿を紹介し、中国文化への理解を深めてもらいたい」と話しました。

また、初めて中国を訪れた順天高等学校の長本光史さんは、「母が外国の方とよく交流しており、中国の友人も多いので、中国はずっと行ってみたい国の一つだった。北京は日本でいえば京都のように歴史を大切にする都市だと聞いたので、漢服を着たり、故宮に行ったりして文化体験をしてみたい。明日からのホームステイでは、中国の家庭には本当に円卓があるのかどうかを確かめたい」と、期待を込めて語りました。

公益財団法人イオンワンパーセントクラブは1990年から海外の高校生を日本に招き、日本の高校生との交流事業を継続してきました。直接的な交流を通じて次世代の友好関係を築くことを目指しています。(提供/CRI)
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