エアバスA320シリーズ、中国で2本目の組立ラインが正式稼働

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エアバス天津組立工場でA320シリーズ旅客機の2本目の組立ラインが稼働しました。

中国北部の港湾都市・天津にあるエアバス天津組立工場では、A320シリーズ旅客機の2本目の組立ラインが10月22日に正式稼働しました。現在は初号機を組み立てる準備作業が進行中で、来年初めに全面運用が始まる予定です。

同組立ラインはエアバスの最新技術と工法を採用しており、同社が世界で展開する最高の基準に基づいて航空機を製造します。また、新施設は再生可能な電力、中水、地熱エネルギーなどを利用するなどで、環境への負荷を軽減して持続可能な開発のロードマップを支えます。

同組立ラインの稼働に伴って、エアバスが中国での生産能力は倍増し、世界で10本の組立ラインを保有する生産ネットワークを構築しました。エアバスの組立ラインの配置はドイツのハンブルクに4本、フランスのトゥールーズに2本、米国のモービルに2本、中国の天津に2本です。

エアバスのギヨーム・フォーリィ最高経営責任者(CEO)は、天津での2本目の組立ラインがエアバスの全世界での生産システムに追加されたことは、エアバスが必要とする柔軟性と生産能力を提供し、2027年にはA320シリーズ機の月間生産量を75機に達成する同社の目標の実現に役立つと述べました。

エアバス天津の1本目の組立ラインが稼働したのは2008年でした。同社が欧州以外の地域で開設した初の民間航空機の生産ラインであり、これまでにA320シリーズ機780機余りを組み立てて引き渡したことで、中国と欧州の協力のモデルとされています。(提供/CRI

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