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3日、シンガポールメディア・聯合早報は、高市早苗首相が「女性外交」の魅力を発揮して米トランプ大統領との関係構築に成功したと報じた。画像は自民党奈良2区青年局X(@jiminNara2Young)より。
2025年11月3日、シンガポールメディア・聯合早報は、高市早苗首相が「女性外交」の魅力を発揮して米トランプ大統領との親密な関係構築に成功したと報じた。
記事は、高市首相が10月28日に東京の迎賓館でトランプ大統領を出迎えた後、2人で米大統領専用ヘリ「マリーンワン」に搭乗し、在日米軍横須賀基地へ向かったと紹介。その後、2人で米海軍の空母ジョージ・ワシントン号の甲板に並んで立ち、居並ぶ6000人の米兵を前にトランプ大統領が高市首相を「親密な友人」として紹介すると、高市首相は感激した様子で拳を振り上げ、少女のように飛び跳ねたと伝えた。
また、2人はトランプ大統領が日本に滞在したわずか1日の間に互いをニックネームで呼び合う仲になり、「マリーンワン」の中ではプライベートな対話をする時間も確保したと報じ、高市首相がSNSで公開したヘリ内でのツーショット写真では、高市首相の笑顔が特に輝いていたとした。
さらに、高市首相は今回の日米首脳会談に際し、3年前に射殺された安倍晋三元首相の政策後継者としてトランプ大統領との個人的な関係構築を目指し、自身が安倍氏の後継者であることを内外に知らしめようとしたと指摘。トランプ大統領への手土産として、安倍氏が生前使用していたゴルフのパターを贈呈したほか、会談冒頭のあいさつでは、安倍氏の名前を7回も提起したと伝えた。
そして、トランプ大統領が高市首相に対し「いつでも、疑念や助けが必要なことがあれば、できる限りの全力で対応する」と述べたことに触れ、そこには過去にトランプ氏を激励した安倍氏への「恩返し」の意味合いも含まれているとの見方もあると紹介した。
記事は、今回の高市首相の外交について日本政府関係者が「120点」と高く評価し、トランプ大統領の信頼を得たとの認識が示されたと紹介。国民民主党の玉木雄一郎党首や立憲民主党の野田佳彦代表からも評価する声が聞かれたと伝えた。
一方で、高市首相がトランプ氏に「アメリカ・ファースト」の原則を一時的にでも棚上げさせることができなかった点は外交上の「欠点」だという指摘や、「ゴマすり外交」との声も出ていると紹介したほか、会談中に米国側が軍事装備の購入問題に言及し、日本に対し対米投資の早急な拡大を迫ったとの情報に言及。華々しい外交のスタートを切ったものの、高市首相の「女性外交」が長期的な効果を持つかについては今後注意深く見守る必要があると論じた。(編集・翻訳/川尻)
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