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自民党の高市早苗総裁が首相に就任したことに、台湾から祝福が寄せられた。
自民党の高市早苗総裁が首相に就任したことに、台湾から祝福が寄せられた。台湾メディアの自由時報が22日に報じた。
高市氏の首相就任を受け、台湾の頼清徳(ライ・チンダー)総統はSNSアカウントで「高市早苗氏が日本の第104代首相に選出されたことを祝福します。高市氏は揺るぎない民主主義の信念を持ち、長年にわたりインド太平洋地域の平和と科学技術の発展に注目してこられました。また、台湾の強固な友人でもあります。台湾国民を代表し、心よりお祝い申し上げます」とつづった。
また、「台湾と日本は価値を共有する強固なパートナーであり、石破茂前首相の任期中の台湾への支援に感謝します。高市首相率いる日本の新政権が国政を順調に推進されることを祈念するとともに、台湾と日本の絆がさらに深まり、共に地域の平和・繁栄・安定に貢献できることを願っています」と述べたほか、今年4月に高市氏と会談したことについて「台湾と日本が半導体、エネルギー、人工知能(AI)などの分野で協力を推進することが、双方の共栄発展を促し、関係を新たな段階へと導くとの認識を共有した」と振り返った。
蔡英文(ツァイ・インウェン)前総統もSNSに高市氏とのツーショット写真をアップし、「心から祝福いたします。すべてが順調に進み、卓越したリーダーシップと風格を発揮されることをお祈りします」とコメント。台湾外交部の林佳龍(リン・ジアロン)部長も祝意を示すとともに、「高市氏はこれまで一貫して台湾を力強く支持してきた。今後は高市氏が率いる新政権とさらに緊密に協力していきたい」と述べた。
野党・国民党は祝意を示し、「今後も自民党と国民党の間の長期的で強固な友情が引き続き維持され、政党外交やあらゆる分野での交流が一層緊密になることを願う。両党は民主、自由、法の支配という核心的価値を共有しており、今後も地域の平和と協力のために肩を並べて歩んでいく」と強調しつつも、「中華民国最大の野党として、地域の安定と歴史的責任を共に重視し、靖国神社参拝などの論争を避けることを期待する」とも述べた。
記事はこのほか、欧州連合(EU)のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が「歴史を刻んだ」と高市氏の首相就任を祝福しEUと日本の特別なパートナーシップを新たな段階へ引き上げることへの期待を示したこと、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領もフェイスブックで高市氏に祝意を示し、今月末に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で対話を行うことに期待すると述べたことを伝えている。(翻訳・編集/北田)
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