2014年10月23日、韓国の仁川（インチョン）で開催中のアジアパラ大会で、香港の俳優アンディ・ラウ（劉徳華）が選手にそっと上着をかける姿が、「感動する」と話題になっている。NOWnewsが伝えた。

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香港パラリンピック委員会の副主席を務めるアンディ・ラウ。開催中のアジアパラ大会では、現地に飛んで選手を応援している。香港では今回、14種目に119名の選手団を送り込んでいる。

トラック競技を応援していたアンディが、走り終えた選手に歩み寄り、そっと上着をかける姿がカメラに収められ、その何気ない優しさが「感動する」と話題になっている。

アンディが障害者スポーツに関心を寄せるようになったのは、1996年のアトランタ・パラリンピック大会がきっかけ。この大会で深く感動したアンディは障害者スポーツへの支援をスタートし、パラリンピックでは毎回、現地に飛んで応援する姿が見られる。

アンディの韓国入りは、2006年の映画「墨攻」のキャンペーン以来で、約8年ぶり。しかし韓国には80年代からの根強いファンも多く、到着空港には大勢のファンが駆けつけた。また、アンディの公式ファンクラブが、ソウル市内のホテルでファンミを開催。「見慣れた顔もあり、古い友人に再び会えたようで感動した」と、アンディ自身が語っている。（翻訳・編集/Mathilda）