2025年10月18日、テレビアニメ「SPY×FAMILY」Season 3の最新話が放送され、中国のネットユーザーから反響が寄せられている。

「SPY×FAMILY」は、遠藤達哉氏の漫画が原作。スパイの男性ロイド・フォージャーと、殺し屋の女性ヨル・ブライア、他人の心を読むことができる超能力少女アーニャがそれぞれの素性を隠して、かりそめの家族として生活する様子がコミカルに描かれる。

原作の累計発行部数は3800万部を突破しており、テレビアニメのSeason1が22年、Season2が23年、そしてSeason3が今月4日より放送開始となり、最新話・MISSION：40「■■■■の記憶Ⅱ」では、ロイドの少年時代を描く「ロイド過去編」が放送された。

アーニャが「雷（トニト）」を授与したショックで気を失ったロイドは、夢の中で自らの幼少期を思い起こす。友人との兵隊ごっこで穏やかな日々を過ごしていた■■■■（＝ロイド）だったが、突然の空爆が街を襲う。

目を覚ました時には荒れ果て戦場と化していた。しばらくして家族を失った彼は、青年になり軍に入隊。銃を手に戦場に立つ日々の中でかつての友人と再会するも死別する。その後スパイにスカウトされた経緯までが明かされた。

中国のSNS・微博（ウェイボー）で611万人以上のフォロワーを持つブロガーは「『ロイド過去編』では、彼がなぜ『子どもが泣かない世界をつくりたい』と願うようになったのかが描かれていた。それは『自分が雨に濡れたことがあるから、他の人に傘を差してあげたい』からだった」と投稿した。

すると、ネットユーザーからは「感動した」「心に響いた」「ううう（泣）」「本当に泣ける話だった」「見ながら自分も泣いちゃった」「見ているだけで胸が締めつけられる」「本当に感動的で、思わず涙ぐんだ」「（ロイドが）泣いてる姿は見ていられない」「今回のシーンで泣かずにいられる人いる？」「本当に素晴らしかった。涙が止まらなかった」などと、涙する声が多く寄せられた。（翻訳・編集/岩田）