ノーベル物理学賞受賞者、中国科学院院士（中国科学アカデミー会員）、清華大学高等研究院名誉院長である楊振寧氏が病気のため、北京市内で10月18日に亡くなりました。103歳でした。

楊振寧氏は1922年10月1日に安徽省合肥市で生まれ、1940年代に米国に留学し、1957年にノーベル物理学賞を受賞しました。米国人物理学者のロバート・ミルズ氏と共に確立した「ヤン・ミルズ理論」は20世紀における物理学の最も重要な成果の一つとされます。楊氏は帰国してから20年来、清華大学の教授などを務め、人材の育成や招聘、中国内外の学術交流の促進などの面で重要な貢献をしました。

楊氏の生涯は二つの世紀をまたぎ、中国と西側の文化をつなぎ、未知を探求する不朽の物語であり、祖国を思う心の永遠の響きです。（提供/CRI）