第7回中国-北欧経済貿易協力フォーラム、新たな協力空間を拓く

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第7回中国-北欧経済貿易協力フォーラムと湖北省・欧州間の商談関連イベントが武漢で14~16日に開催された。

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デンマークのクッキー、ノルウェーのサーモン、フィンランドの陶磁器、アイスランドの毛布、スウェーデンのインテリア用品など、湖北省武漢市の東湖総合保税区にある「跨境購品源生活広場」に足を踏み入れると、新たに開かれた「世界輸入精品展」に多くの客が足を止め、買い物を楽しんでいた。特に人気なのが北欧特集館だ。人民日報が伝えた。

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第7回中国-北欧経済貿易協力フォーラムと湖北省・欧州間の商談関連イベントが武漢で14~16日に開催された。今回のイベントの重要な一翼を担う「世界輸入精品展」では、20社を超える有名企業、50以上の欧州ブランドから300点余りの商品を厳選。カテゴリーは生鮮食品、ファッション、スマートホームなどに及び、地元の消費者にとって自宅の近くで世界の良品を「ワンストップ」で購入できる機会となった。

スウェーデンのイケアは、世界的に有名な家具・インテリア量販店だ。「過去27年間、イケアは中国で設計、試験、生産、調達、物流、小売、デジタル化を網羅するバリューチェーン体制を段階的に構築してきた。現在、武漢イケアの年間来客数は延べ500万人に上り、地元の消費者が多様な住まいのソリューションを得る手助けをしている」。イケア・チャイナのPontusErntell社長兼チーフ・サステナビリティ・オフィサーは「湖北省の開放的で革新的なビジネス環境に加え、最近導入された消費財の買い替え促進など消費刺激策によって、私達はここに長期的に根を下ろし、深く開拓し発展していく決意を一層強めている」と語る。


今回のフォーラムで主賓国となったデンマークからは、数十社の企業と機関が本格的に参加した。「マースクは1999年に武漢に事務所を設立して以来、26年間にわたり当地に根を下ろし、海運、越境鉄道輸送、空輸を含む総合的な物流サービスを顧客に提供してきた」。在中国EU商工会議所(EUCCC)会長でデンマーク・マースク・グループ北アジア地域首席代表のJensEskelund氏は「過去75年間、中国とデンマーク、さらには欧州全体との協力関係は巨大な価値を創造してきた。多くの欧州企業にとって、中国市場はいまも巨大で魅力にあふれている。グループは中国の発展ポテンシャルを確信しており、引き続き中国市場を深く開拓していく」と語る。

中国-北欧経済貿易協力フォーラムは、中国で最初の、そして現時点で唯一の、北欧諸国との経済・貿易協力を専門とする長期的な協力メカニズムであり、中国商務部と湖北省人民政府の共催で2018年以降6回成功裏に開催されてきた。今年のフォーラムは「湖北省を拠点に、知恵で世界をつなぐ」をテーマに、開幕式、五つの主要イベント、12の専門イベントを開催。「フォーチュン・グローバル500」入りした企業を含む30数カ国・地域の企業200社余りが参加した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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