日本でのアルバイトで感じた公平感、それは中国で感じたことがないものだった―中国人女性

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15日、「日本でアルバイトしたらいまだかつてないほどの公平感を感じた。それは(中国)国内で5年間仕事をした中では感じたことがないものだった」との投稿があり、反響を呼んだ。

中国のSNS・小紅書(RED)に15日、「日本でアルバイトしたらいまだかつてないほどの公平感を感じた。それは(中国)国内で5年間仕事をした中では感じたことがないものだった」との投稿があり、反響を呼んだ。

日本のとあるドラッグストアで働いているという投稿者の女性によると、その日は午後6時から午後10時までの勤務だったが、日本人の同僚が急きょ休みになったため、通常は「多くても2時間」だというレジを3時間連続で担当することになった。

一緒に勤務していた同僚は、「3時間は本当に大変だから無理しないでね。何かあったら交代するから声を掛けてね」と言ってくれた上、その後の3時間ずっとレジの様子を気にかけてくれ、お客さんが少し増えてきたらすぐに手伝いに来てくれた。女性は「おかげで3時間連続のレジもそれほど疲れなかった」と振り返った。

翌日、再び出勤すると女性がレジを担当する時間は1時間だけで、そのほかは負担の少ない「前出し(陳列棚の奥にある商品を手前に出す)」などの作業が割り振られていた。女性は「きっと昨日一緒だった同僚が店長に私が大変だったと報告してくれたんだ」と察したという。

女性は「日本人の細やかさには本当に感慨を覚えた。私自身も割と敏感な方で、身の回りのあらゆる出来事に気を配るのが好きな人間だけど、こうした細やかな気配りは本当に『私は温かく扱われているんだ』と感じさせてくれるものだった」とし、「お店で唯一の外国人である私を排斥するどころか、むしろとても気を遣ってくれて、(仕事も)根気強く教えてくれた。本当に感謝している」とつづった。

中国のネットユーザーからは「私も日本でたくさんの良い人に会った。悪い人もいるだろうけど、私の周りにはいない」「日本ではやった分だけの報いがある。とても公平」「重要なのは人間関係。そんな同僚にめぐり会えて良かったね」「私の同僚で優しいのは日本人、陥れてくるのは中国人、こっそり助けてくれるのがネパール人」「海外でいじめてくるのはみんな中国人」といったコメントが寄せられた。

一方で、「すぐに夢から覚めるだろうよ」「その店が特別(扱いが)良いだけ」「私は(日本の)カフェでバイトしてるけど、店長は私に力仕事ばかりさせる。他の日本人には明らかに軽作業を任せてるのに」「私が以前バイトしてた時は、日本人には絶対にやらせないごみ捨てを私たち外国人にばかりやらせていた」といった意見も。あるユーザーは「いずれにせよ、良い人も悪い人もいる。どこでも同じ。全て思い通りになることなんてない」とコメントした。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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