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中国のSNS・小紅書(RED)に15日、横浜で見知らぬ日本人のカップルに助けてもらったとの投稿があり、反響を呼んだ。
中国のSNS・小紅書(RED)に15日、横浜で見知らぬ日本人のカップルに助けてもらったとの投稿があり、反響を呼んだ。
投稿者の女性によると、日本に到着したその日、午前中は散歩をして、午後はホテルで寝た。目を覚ますともう夜の10時半ごろだったという。一人で横浜から桜木町駅の方に向かって、コンビニに立ち寄りながら1時間ほど歩いた。観覧車(コスモクロック21)で夢中になって写真を撮っているうちに終電のことをすっかり忘れてしまったという。
思い出した時には、終電まで残り15分。しかし駅への入り口が見つからずに困っていた。この時、日本人の若いカップルが偶然通りかかったので、駅への行き方を聞いた。2人は女性を連れてあちこち探してくれたものの、結局終電の時間を過ぎてしまった。
すると、カップルの女性が「一緒に歩いて横浜まで行こう」と提案した。女性は「初めは迷惑をかけたくなかったので断ったけど、2人が笑顔で『大丈夫。私たちも横浜に行くところだから』と言ってくれた。今思うと、たぶんこれは私に気を遣って言ったことだった」と振り返った。
それから、女性とカップルは3人で午前0時半になろうかという桜木町を、一緒に横浜のホテルに向かって歩き出した。その間、英語と翻訳ソフト、身振り手振りでコミュニケーションを取ったという。
女性は「見ず知らずの人と一緒にホテルまで歩くなんて初めての経験だったけど、不思議なことに全然怖くなくて、むしろ温かい気持ちになった。(カップルの)女の子はとてもかわいくて、男の子はカッコよくてユーモラスだった。2人がいてくれたから、夜でも楽しく歩けた」とつづった。
そして、「甘く、あっという間で、夢のような時間だった。私はきっと、この夜のことはずっと覚えてると思う」と記し、3人で記念に撮った自撮り写真や横浜の風景の写真をアップした。
中国のネットユーザーからは「本当にいい人たちだね」「心温まる」「いい話。旅行楽しめますように」「日本の若者って優しい人が多いよね」「だから、世界は自分の目で見てみないと分からない」「ドラマの中の出来事みたい。私も迷っている外国人を見かけたら送ってあげたい」「読んでて感動した。見知らぬ土地で異なる言語でコミュニケーション。これが旅行の醍醐味」「忘れられない思い出ができたね」「私がSNSにアクセスするのは、まさにこういう心温まる投稿を見るため」といった声が上がった。
このほか、「日本で何度か道を聞いたけど、みんな親切だった」「本当に良かったね。去年、日本の花火大会の帰りにタクシーに乗れなかった時、『送ってあげるから一緒に電車で帰ろう』と言ってくれたお姉さんを思い出した」「東京でお年寄りの夫婦が目的地まで案内してくれたことがある。明らかに(夫婦にとって)遠回りだったのに」「以前、早朝の便で帰国する時に道が分からず、仕方なく路上で横になっている男性(多分酔っぱらってた)に聞いた。彼はすぐに起き上がってタクシー乗り場まで案内してくれた。私が何度もお礼を言うと、彼はずっとお辞儀をしていた」といった実体験も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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