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15日、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が中国公開されることが発表され、中国のネットユーザーの注目を集めている。
2025年10月15日、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が中国公開されることが発表され、中国のネットユーザーの注目を集めている。
同作は、21年に日本公開された劇場版作品。1995~96年に社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再構成し、4部作で描いた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの最終作・完結編だ。
物語の舞台は、コア化によって赤く染まったパリ旧市街。ミサト率いる反ネルフ組織・ヴィレは、都市解放のためアンチLシステムの起動を試みるが、ネルフのEVA群体に襲撃され、マリの改8号機が迎撃に出る。一方、アスカに導かれたシンジは、アヤナミレイと共にニアサードインパクトを生き延びた人々が暮らす集落へとたどり着く。そこで彼は、大人になった仲間たちと再会することとなる。
そんな同作が、中国でも公開されることが明らかになった。中国語タイトルは「天鷹戦士:最後の衝撃」で、公開日は後日発表される予定だ。
この情報が中国のSNS・微博(ウェイボー)で複数のブロガーに紹介されると、ネットユーザーからは「めっちゃワクワクしてる!」「どれだけ待ったことか!」「これはうれしいサプライズだね!」「早く公開日を決めてよ、エヴァに会いたい!」「大スクリーンで見られるって思うだけで最高」などと、歓喜する声が寄せられた。
一方、「何だこの微妙なタイトルは(笑)」「(エヴァンゲリオンが)『天鷹戦士』って呼ばれてたの、もう前世紀の話じゃん」「『天鷹戦士』って言ってる人、35歳以上だよね」「『天鷹戦士』って訳、どうしても受け入れられないんだよね」と中国語タイトルを指摘するコメントも集まった。
さらに、「『福音』は宗教用語だから、避けたんだろうね」「あ〜なるほど、『福音』って言葉が検閲に引っかかるのかも」「恐らく『福音戦士』だと宗教っぽいから、あえて昔の訳を掘り出してきたんだろうな」と考察するファンも見られた。
「エヴァンゲリオン」という名称自体はギリシャ語の「福音」に由来しているため、直訳は「福音戦士」となるが、「福音」という言葉がキリスト教の文脈で宗教的・布教的な意味合いが強いため、中国では検閲上の理由で使用を避けられた可能性がある。(翻訳・編集/岩田)
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