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日本の反戦平和団体「奈良・長谷川テル顕彰の会」は10月13日から19日まで、中国中部の武漢と南西部の重慶を訪問しています。
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日本の反戦平和団体「奈良・長谷川テル顕彰の会」は10月13日から19日まで、中国中部の武漢と南西部の重慶を訪問。中国の周恩来元総理や新中国の指導者から「国際主義戦士」と称された日本人・長谷川テル(中国名:緑川英子)の足跡をたどり、侵略戦争反対と日中平和友好を訴えます。
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長谷川テル(1912-1947年)は、抗日戦争期の第2次国共合作(中国共産党と中国国民党が抗日戦争のために結んだ協力関係)の中、武漢や重慶でラジオ番組のアナウンサーとして活動。日本人や中国侵略日本軍などを対象とする放送を通じて、中国人民の抗日戦争や平和事業などに貢献しました。
「奈良・長谷川テル顕彰の会」中国訪問団一行は13日、湖北省の省都・武漢市の漢口新華広播電台(ラジオ放送局)、怡和洋行住宅旧址、中国共産党中央機関旧址記念館などを訪ね、長谷川テルが勤務・居住していた場所を見学しました。
中国共産党中央機関旧址記念館を見学した日本訪問団の団員は、当時の武漢で日本侵略軍に抵抗した中国軍隊や民衆の写真や資料を見て、「日本では知られていない、報道されていない、かつての日本侵略軍の悪行を知ることができた」など、来訪者ノートに感想を記しました。
同訪問団は16日から19日にかけて重慶を訪れ、長谷川テルの勤務先だった建物や居住地、重慶爆撃惨劇遺跡などを訪問し、さらに重慶爆撃の被害者との交流を行う予定です。
長谷川テルは日本の山梨県で生まれ、奈良女子高等師範学校(現在の奈良女子大学)で勉強したことがあります。2017年、ゆかりの地である奈良に「奈良・長谷川テル顕彰の会」が設立されました。同団体は、長谷川テルの平和思想の研究・継承を志す学者、市民、エスペラント学習者で構成されています。今回の中国訪問は同団体が主催する2回目の訪中活動であり、参加者は25人を超えています。(提供/CRI)
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