米関税政策が影響、クリスマス用品が供給不足の可能性―米輸入業者

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米国政府による関税政策の影響で、年末のクリスマス商戦のピークにクリスマス用品の供給が深刻な品不足に直面するとみられています。

米国のニュース専門放送局、コンシューマー・ニュース・アンド・ビジネス・チャンネル(CNBC)は先ごろ、米国政府による関税政策の影響で、年末のクリスマス商戦のピークに、人工クリスマスツリーなどクリスマス用品の供給が深刻な品不足に直面すると報道しました。

CNBCによると、米国最大の人工クリスマスツリー輸入業者であるナショナルツリー社の責任者はインタビューを受けた際、トランプ政権の関税政策の影響で、年初以来同社の輸入量は全体で25%減少し、前年同月比の下げ幅が8月は58%、9月は70%に達したことを明らかにしたとのことです。同社はこれによりクリスマスツリーの在庫が逼迫(ひっぱく)し、年末のクリスマスシーズンには確実に供給不足が生じるとみています。

人工クリスマスツリーのほか、イルミネーションやリースなどの装飾品も同様に影響を受ける見込みです。同時に関税によるコスト増を受け、同社は商品価格を10%引き上げる計画です。同社をはじめとする複数の企業は目下、米財務省や通商代表部(USTR)と連携し、ホリデーシーズンの商品供給対策を協議中とのことです。

アナリストは、労働コストの制約により、人工クリスマスツリー、イルミネーション、装飾用リースなどの商品は米国での生産コストが高くなる傾向にあると述べており、海外製品と比較すると、米国製クリスマスツリーは2.5倍から3倍も高くなる可能性があるとのことです。(提供/CRI

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