中国・広東発アニメ「猪猪侠」「落凡塵」が秋葉原に登場―中国メディア

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14日、中国のポータルサイト・捜狐に、東京・秋葉原で開催された「粤動新次元 アニメ&トレンドトイ展」に中国・広東発のアニメが出展されたことを伝える記事が掲載された。

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2025年10月14日、中国のポータルサイト・捜狐に、東京・秋葉原で開催された「粤動新次元 アニメ&トレンドトイ展」に中国・広東発のアニメが出展されたことを伝える記事が掲載された。

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記事はまず、「今月10日、中国・広東省のアニメ制作会社・咏声動漫が、自社の人気作品『猪猪侠(GGボンド)』と『落凡塵』を携え、東京・秋葉原で開催された『粤動新次元 アニメ&トレンドトイ展』に登場した」と述べた。

続けて、「同展示会は、広東省人民政府新聞弁公室、広東省文化観光庁、広東省文学芸術界連合会が共同で主催した国際文化交流活動である」とし、「中国のアニメキャラクターが日本の観客との間に和やかな文化交流を生み出した」と言及した。

さらに、「会場の咏声動漫のブースには、『猪猪侠』のブラインドボックスシリーズや『落凡塵』の関連グッズが展示された。多くの日本の来場者が興味を示し、特に『落凡塵』の登場人物・金風と玉露のコスプレイヤーが現れると、多くのファンが写真撮影を求め、会場は大いに盛り上がった」とした。


記事は、「『猪猪侠』は20周年を迎え、テレビアニメから現在公開中の劇場版まで幅広く展開し、今や多くの人々の生活で親しまれる人気キャラクターとなった。例えば、中国の地図アプリ『高徳地図(Amap)』ではナビゲーション音声として、人気ゲーム『エギーパーティー』や『ハッピーマージャン』ではプレイヤーが操作できるキャラクターとして登場しているほか、生活雑貨ブランド『名創優品(MINISO)』とのコラボ商品も展開されている」と紹介した。

また、「『落凡塵』は、中国の神話伝説『牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)』の後代を描いたファンタジー作品。物語には、古代中国の天文学・占星術や宋の時代の街並みなど、伝統文化の要素が盛り込まれているほか、家族、責任、そして愛といった普遍的なテーマが現代的な視点から描かれている」と説明した。

そして、「会場では、日本の来場者たちが『落凡塵』のグッズを熱心に鑑賞したり、登場人物のコスプレイヤーと写真を撮ったりする姿が多く見られた。東京藝術大学の学生からは『中国の伝統的な美学に心を打たれた』との感想があり、異なる文化背景から寄せられた反応に深く感動した」と述べた。


記事は、「展示会では心温まる一幕もあった」とも言及。「広東省アニメーション芸術家協会の会長である金城氏が、『孫悟空鉄腕アトム』がハイタッチするイラストを贈呈し、日中両国のアニメ友好交流に敬意を表したのである。その作品を見た時に、改めてアニメの持つ不思議な力を感じた。アニメはいつも言語や文化の壁を越え、同じキャラクターや物語を通して、異なる国の人々の心を通わせるのである」と論じた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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