米中レアアースの戦い、台湾経済部長「半導体産業への影響は小さい」―台湾メディア

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中国がレアアースに関する輸出規制を強化すると発表したことにトランプ米大統領が反発し、米中の対立が深まっている。これに関連し、台湾メディアの工商時報は15日、台湾の経済部長、龔明鑫氏の見解を伝えた。

中国がレアアース(希土類)に関する輸出規制を強化すると発表したことにトランプ米大統領が反発し、米中の対立が深まっている。これに関連し、台湾メディアの工商時報は15日、台湾の経済部長、龔明鑫氏の見解を伝えた。

龔氏は、「米中レアアースの戦い」の台湾への影響について、「半導体製造に必要なレアアースは今回の規制対象ではないため、影響は比較的小さいと考えられる。しかし、ドローンや電気自動車の高速モーターに用いられる永久磁石への影響はより深刻だ。中国が輸出規制を強化すると発表したことを受け、レアアースの国際的な価格は20~30%上昇した。幸いにも、製品全体に占めるレアアースのコスト比率は極めて低いため、価格への影響はこれから評価していくことになる」と述べた。

また、「中国がレアアースを規制するのは今回が初めてではない」とし、「多くの国は積極的にリスク分散を図っている」とも述べた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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