中国商務部は10月14日、米国が中国に対して海事・物流・造船業分野で実施した301条調査措置への対抗措置として、国家反外国制裁業務協調メカニズムの承認を経て、「ハンファオーシャンの米国関連子会社5社に対する対抗措置に関する決定」を公布し、同日施行されました。

米国が中国の海事、物流、造船業に対して301条調査を実施し、措置を講じたことは、国際法と国際関係の基本原則に著しく違反し、中国企業の合法的権益に深刻な損害を与えています。韓国の造船大手ハンファオーシャンの米国関連子会社は、米国政府の関連調査活動に協力や支援を提供し、中国の主権、安全、発展利益を損なっています。

中国は、「中華人民共和国反外国制裁法」第3条、第4条、第6条、第9条、第10条、第15条、および「『中華人民共和国反外国制裁法』実施規定」第3条、第5条、第8条、第10条の規定に基づき、国家反外国制裁業務協調メカニズムの承認を経て、ハンファオーシャンの米国関連子会社5社を対抗措置リストに追加し、中国国内の組織、個人に対しこれらの企業との関連取引、協力などの活動を禁止しました。対抗措置リストに追加された5社は、Hanwha Shipping LLC、Hanwha Philly Shipyard Inc、Hanwha Ocean USA International LLC、Hanwha Shipping Holdings LLC、HS USA Holdings Corp.です。（提供/CRI）