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山東省膠州市で高素質農家向け農業用ドローン研修が修了した。
山東省膠州市でこのほど行われた高素質農家向け農業用ドローン研修が修了した。ドローンが農地の上空を安定して飛行し、細かい霧状の薬剤が正確に作物に散布されている中、数人の農家がリモコン操作に集中していた。これは、研修の修了に伴う実技試験の光景だ。科技日報が伝えた。
7日間にわたる今回の研修には、膠州市内の10の農業関連の鎮・街道から農機協同組合のメンバーやドローンによる農作業を志す農家が受講した。受講者は確かなスキルと起業への情熱を持って研修を修了した。
受講生が確かなスキルを習得できるようにするため、研修では河南省安陽低空飛行学院の実戦経験が豊富な講師陣を招き、実技シミュレーション訓練の時間を80%以上に引き上げた。カリキュラムの内容は、農業用ドローンのネットワークシミュレーション操作、機器の点検・整備、農薬の科学的調合と使用、現地での飛行作業など、実用的なスキルを全プロセスにわたって網羅した。「理論講義+実技訓練+専門家によるフォローアップ」という三位一体の指導モデルにより、受講生は「ゼロからのスタート」から徐々に「熟練者」へと成長した。
後半には実戦競技も行われ、受講生のスキルを磨き上げた。受講生はグループに分かれ、四方位ホバリング、垂直離着陸、直線飛行などの科目を競い合い、協力の中でチームワークと操作精度を磨いた。修了時には全員が中小規模農地での農作業を単独でこなせるようになり、操作スキルだけでなく機器の一般的な故障や簡易修理もできるようになり、「修了すればすぐ現場に出られる」水準に達したという。
スキルアップは、着実な経済的収益に変わっている。約20ヘクタール以上の農地を耕作する受講生の孟令輝さんは、「研修が終わったらすぐにドローンを購入する予定で、自分の土地で使えば手間が省ける上、近隣農家へのサービス提供で副収入も得られる」と話す。
ここ数年、膠州市は高素質農家育成プロジェクトを通じて農業用ドローン操縦者の養成に力を入れている。これまでに計1000人以上のドローン操縦者を育成し、科学技術装備を使いこなす新世代の農家が地域の農業現場で活躍している。彼らの手によって、農業の現代化の生き生きとした姿が描き出されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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