日本では「静音車両」は必要ないが、「女性専用車両」は必要―台湾メディア

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13日、台湾メディア・中時新聞網は、台湾の高速鉄道で「静音車両」が導入されたことに関連し、「日本旅行の達人」が日本の列車には似たような明文化された規定がないことを紹介したと報じた。

2025年10月13日、台湾メディア・中時新聞網は、台湾の高速鉄道で「静音車両」が導入されたことに関連し、「日本旅行の達人」が日本の列車には似たような明文化された規定がないことを紹介したと報じた。

記事は、台湾高速鉄道で9月22日より、乗客に動画や音楽鑑賞時のイヤホン使用を義務付け、通話は車両デッキへ移動することを求める「静音車両」が導入された一方で、静音車両の規定には子どもに関する内容が含まれておらず、多くの乗客から子どもの騒音に関する苦情が寄せられており、論争を巻き起こしていると紹介した。

そして、日本の旅行専門家である「林氏璧」こと孔祥琪(コン・シアンチー)氏がこの件についてFacebookページに投稿し「長年の旅行経験と印象から、日本の地下鉄、私鉄、JR、新幹線でそのような規定を見たことはない。日本人は基本的に暗黙のルールに頼っているのだろう。唯一具体的に見られる表示は、携帯電話をマナーモードに設定するよう求めるものだ」と解説したことを伝えた。

孔氏はまた、日本では車内で静かにするよう求める明文化された規定がない一方で、電車内での痴漢被害が深刻なことから女性専用車両が導入されていることを指摘したほか、一部の新幹線では21年11月からビジネスパーソンが仕事をし、オンライン会議や電話をするための「オフィス車両」も導入されており、他の乗客の休息を妨げないような配慮がされていると紹介した。

記事は、孔氏の書き込みに対して台湾のネットユーザーから「日本ではこのようなことは暗黙の了解として共有されており、ほとんどの人が遵守するから、明文化された規定は不要なのだ」「実際に日本に何度も行ったことがあるが、通勤電車では会話の声はかなり大きいので過度に日本を神格化するには及ばない。ただ、大声で電話する姿はほとんど見かけない。たまに小声で電話している人を見かけるか、駅に到着してからホームで電話している人を見かける程度だ」といった感想が寄せられたことを伝えている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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