中国外交部の林剣報道官は10月13日の定例記者会見で、同日午前に北京で開幕した「世界女性サミット」について詳しく紹介しました。

林報道官は「今回のサミットでは、五大陸の110を超える国と地域および国際機関から、国家の指導者や政府首脳、国会の指導者、副首相級の政府関係者、国際機関の代表など中国内外の来賓800名以上が集まった。『運命を共に：女性の全面発展を加速する新たなプロセス』というテーマを巡って、世界の女性の未来と協力の方向性について意見交換が行われる」と述べました。

林報道官によると、サミット出席者は、習近平国家主席が開幕式での基調演説で提起した「四つの提案」について、時代の潮流に合致し、世界の女性関連事業の発展に中国の解決策を提供したと高く評価しました。また、習主席が言及した「女性関連事業の発展を支援する五つの実践的措置」は、新時代の中国が持つ大国としての責任感を十分に示したものだと指摘しました。

林報道官はさらに、「中国は本サミットを新たな出発点として、各国と共に（1995年に）北京で開催された世界女性会議の精神を継承・発揚し、人類運命共同体の構築を目指して女性の全面発展を加速させ、より良い未来を共に創造していくことを期待する」と述べました。（提供/CRI）