ヤン・ヤン（楊洋）が主演の中国武侠ドラマ「雨霖鈴」が予告動画の再生回数を伸ばし、配信に向けて期待を集めている。

ヤン・ヤン、ジャン・ルオナン（章若楠）、ファン・イールン（方逸倫）らが出演する「雨霖鈴」は2月にクランクアップした武侠ドラマの最新作。OTTサービス・優酷（YOUKU）がプロデュースする作品で、国営の中国中央テレビ（CCTV）が公開した2025年ドラマリストにもタイトルが登場し、配信とテレビ放送が決定している。

9月に配信されたチョン・イー（成毅）主演の「赴山海」が好調だったことから、同じ武侠の話題作「雨霖鈴」にも期待が集まっている。また、「雨霖鈴」は12月に配信・放送予定とされていることも手伝って、中国のSNS・微博（ウェイボー）を中心に注目度が急上昇している。

同名小説を実写化する「雨霖鈴」は、北宋が舞台の古典小説「三侠五義」に登場し、武侠映画・ドラマでおなじみの侠客・展昭が主人公の作品。襄陽王の罪証を手に入れて命を狙われる展昭（ヤン・ヤン）と、それを助ける江湖の名門一派の娘の霍玲瓏（ジャン・ルオナン）、正義感の強い白玉堂（ファン・イールン）の3人が仲間となり、天下にはびこる悪の勢力を壊滅する姿を描いている。（Mathilda）