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10日、光明網は、河北省の女性がネットの情報をうのみにして電気保温ポットを掃除するために砂糖と酢を入れて加熱したところ爆発し、顔に重傷を負ったと報じた。
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2025年10月10日、光明網は、河北省の女性がネットの情報をうのみにして電気保温ポットを掃除するために砂糖と酢を入れて加熱したところ爆発し、顔に重傷を負ったと報じた。
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記事は、河北省邯鄲市の女性が7日、電気保温ポットの水あかを取るため、ネットで見つけた「酢と砂糖を入れて加熱する」という方法を実施し、煮沸から約1分後に中身を確認しようとしたところ、ポット内の高温の液体が突然噴出し、顔にやけどを負ったと紹介。女性が「ボンという音とともにポットが破裂し、熱湯が顔に噴きかかった」と当時の状況を語ったことを伝えた。
その上で、爆発が発生したメカニズムについて解説。酢に含まれる酢酸が水あかの主成分である炭酸カルシウムや水酸化マグネシウムなどのアルカリ性物質と反応して二酸化炭素ガスが発生すること、電気保温ポットのような密閉容器で酢を加熱すると二酸化炭素ガスが膨張して内部圧力が急速に上昇し、中身が激しく吹き出す危険性があるとした。
また、専門家の意見として安徽省合肥市第三十八中学の化学教師・李楊(リー・ヤン)氏が「砂糖と酢を混ぜて煮沸する際、加熱後5分程度放置して冷却する必要がある。冷却せず温度が高いままふたを開けようとすれば熱湯が噴出することがある」と指摘したことを紹介した。
記事はポットの水あかについて、1〜2カ月ごとに掃除して厚くなるのを防ぐことがベストだとした上で、安全かつ効果的な水あか除去法として、ポットに酢と水を1:2の割合で入れ沸騰させて一晩程度静置する、重曹を加えて煮沸して1〜2時間静置する、酢とリンゴの皮や卵の殻、ジャガイモの皮などを入れて煮沸して静置するといった方法を伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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