国連で核問題含む軍縮と安全保障での基本方針を説明―中国代表

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第80回国連総会第一委員会に中国代表団団長として出席した外交部軍備管理司の孫暁波司長は一般討論演説で、核問題を含む戦略的安全保障および軍備管理問題に関する中国の立場と政策面での主張を説明しました。

第80回国連総会第一委員会(軍縮および国際安全保障)に中国代表団団長として出席した外交部軍備管理司の孫暁波司長は9日の一般討論演説で、核問題を含む戦略的安全保障および軍備管理問題に関する中国の立場と政策面での主張を説明しました。

孫司長は、「現在の世界では過去のものになったはずの冷戦思考がいまだに根強く、軍備競争が進行し続けている」と指摘し、「我々は国際的な公平と正義を断固として守り、弱肉強食のジャングルの法則に強く反対すべきだ」と訴えました。孫司長は中国の取り組みについて、(国際社会での)平和の赤字(欠損)、発展の赤字、安全の赤字、ガバナンスの赤字が深刻化する中で、「人類運命共同体」の理念を提唱し、続いてグローバル開発イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブ、グローバルガバナンス・イニシアチブを相次いで打ち出し、世界の変局への対応と緊急課題の解決に向けて、中国の知恵と解決策を提供していると述べました。

孫司長はまた、「中国の、自衛防衛の核戦略の堅持は不変だ。核兵器の先制不使用政策を貫くことは不変だ。軍備競争に参加せず、核戦力を国家安全保障に必要な最低水準に維持する方針は不変だ」と強調しました。そして、中国は『核拡散防止条約(NPT)』の基盤としての役割を支持し、「世界の戦略的安定の維持」と「各国の安全が損なわれない」を原則として、核軍縮を段階的に推進すべきだと述べました。さらに、「最大の核兵器庫」を有する国は、核軍縮における特別かつ優先されるべき責任を果たし、『新戦略兵器削減条約(新START)』の履行を早期に再開するとともに、その後の措置について協議すべきだとも述べました。

孫司長は日本については、化学兵器禁止条約(CWC)で定められた国際義務を誠実に履行し、中国国内に遺棄した化学兵器を一日も早く完全かつ徹底して廃棄するよう求めました。(提供/CRI

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