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中国のSNS・小紅書(RED)に8日、「日本で初めて席を譲られてめちゃくちゃ気まずくなった」との投稿があり、反響を呼んだ。
中国のSNS・小紅書(RED)に8日、「日本で初めて席を譲られてめちゃくちゃ気まずくなった」との投稿があり、反響を呼んだ。
妊娠中だという投稿者の女性によると、普段はあまり出社することはないものの、その日は会議のために半日だけ出社し、その後電車で帰宅した。帰宅時の車内は満員状態。普段はマタニティマークを外に出すことはないが、混雑した電車に乗る時だけ、周囲の人に押されないようにする目的で出していた。優先席の近くに立つこともなかったという。
女性が電車に乗り、立ったままスマホを眺めていると、前の席に座っていた男性が突然立って席を譲ってくれた。女性にとってそれは「人生で初めての経験」だったという。「大丈夫です、大丈夫です」と何度も伝えたが、相手の男性が期待するような目で見ていたため、耐え切れずに慌てて座った。
女性は「なぜか、座ってからの方が立っている時よりも疲れた。緊張+恥ずかしさ(だと思う)。今までいつも自分が席を譲る側だったけど、譲られるのってこういう感じなんだ」とつづっている。
中国のネットユーザーからは「善人が善人に出会った話ね」「私はそのマークを見たらキラッキラの目で譲ってあげる」「日本ではこのマタニティマークを批判する人が多くて、見ても席を譲らない人が多い。席を譲られたくないあなたが、逆に心優しい人に出くわすとはね」といった声や、「席を譲ってもらったら断らないであげて。そうしないと譲った人が気まずくてしょうがないから(泣)」「妊婦さんに席を譲って断られてからというもの、電車に乗ったらスマホをいじって周囲を見ないようにしてる」「譲ってもらったら座ろう。じゃないと相手が気まずくなっちゃうから」「ありがとうと言って座れば、譲ってくれた方は人助けができたってうれしくなる」といった声が上がった。
また、「私は日本で電車に座っていた時、ドア付近に妊婦さんがいて、人が多かったけど譲ってあげようと思って席を立ったら、すぐに近くにいたサラリーマンに座られた」「日本の電車で杖をついたおじいさんが優先席の前に立ったけど、座ってた4人のサラリーマンは誰も譲らなかったよ。道徳を押し付ける気はないけど、見ていてかわいそうになった」といった声や、「(日本の)花火大会の帰りですごく疲れて車内の隅の方でしゃがんでたら、おばあさんが降りる時に私の元に来て自分が座ってた席をどうぞって。心が温かくなった(涙)」「2~3年前におじいさんに席を譲られた。でも私は、妊娠してたわけじゃなくて、おなかいっぱい食べてただけだった」といった実体験も。
このほか、マタニティマークについて「このマークはどういうこと?」「見たことない」との声も散見され、「初めて知った。次にこのマークを見たら譲ってあげようと思う」「中国にもこういうのあればいいのに」などのコメントも寄せられた。(翻訳・編集/北田)
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