チャオ・ルースー（趙露思）とウィリアム・チャン（陳偉霆）主演の「許我耀眼」が視聴シェア率で「蔵海伝」を抜き、今年最強の中国ドラマとなっている。

「許我耀眼」は9月26日に騰訊視頻（テンセントビデオ）で配信をスタートし、同28日に東方衛星テレビでの放送を開始した。ドラマの人気と影響度を示す「熱度」ポイントは、騰訊視頻が配信する中国現代ドラマの中で、昨年のリウ・イーフェイ（劉亦菲）主演のヒット作「玫瑰的故事」を抜いて歴代トップに立った。

中国エンタメデータサービス・雲合数据によると、「許我耀眼」の1日当たりの視聴シェア率がこのほど40％を突破して41．7％に達し、今年の話題作でシャオ・ジャン（肖戦）主演の時代劇ドラマ「蔵海伝」の40．1％を抜いた。これまでに40％超えを記録したのは、「贅婿～ムコ殿は天才策士～」（21年）、「狂飆-End of the Beginning -」（23年）、「慶余年2～麒麟児、挑む」（24年）などがある。

主演のチャオ・ルースーは昨年12月、体調不良で一時活動を停止し、復帰後は現在に至るまで女優としての活動を再開していない。「許我耀眼」のヒットによって今後が注目されており、一部のエンタメメディアは10作品を超えるドラマ作品から出演オファーが集中していると報道。しかし、一時は心因性の失語症や身体化障害があったことを明かしているチャオ・ルースーの健康状態と、加えて8月に話題になった所属事務所とのトラブルの影響も手伝い、現在は先の見えない状態が続いている。（Mathilda）