ハマスの幹部であるオサマ・ハムダン氏は現地時間10月9日、イスラエル軍がガザ地区のすべての人口密集地域から撤退を開始する予定であると発表しました。対象地域にはハンユニス、ラファ、ガザ市などが含まれ、撤退行動は10日に行われる見通しだとしています。

オサマ・ハムダン氏は、「イスラエル人被拘束者の解放には現地での調整が必要であり、またハマス側要員がより自由に行動できるようにするためには、まずイスラエル軍が撤退することが不可欠だ。ガザ地区停戦合意に基づき、終身刑に服している250人のパレスチナ人拘束者と、衝突期間中に拘束された1700人のパレスチナ人が解放される。この合意はイスラエル政府が承認して初めて効力を持つ」と強調しています。（提供/CRI）