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大阪・関西万博の中国パビリオンで9日、「内モンゴルデー」が開催された。
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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の中国パビリオンで9日、「内モンゴルデー」が開催された。「グリーン発展で健康的なライフスタイルを」をテーマとした同イベントでは、展覧・展示、経済・貿易の商談、宣伝・PRイベントなどが行われ、内モンゴル自治区の重点産業の代表者、無形文化遺産を伝承する代表者、経済・貿易代表団など、合わせて約170人が参加するほか、日本の代表者約60人が開幕式や経済・貿易の商談などに参加する。人民網が伝えた。
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開幕式では、中国パビリオンの鄔勝栄館長や薛剣中国駐大阪総領事、日本国際博覧会協会事務局国際局の永野ひかる審議役が出席してあいさつしたほか、内モンゴル自治区貿易促進会、商務庁、文化観光庁、新聞弁公室などの関係責任者が出席し、内モンゴルデーの開幕に立ち合った。
イベント開催期間中には、無形文化遺産伝承人3人がモンゴル族のレザークラフト、フフホトのチャイナボタン、玉石の筋彫りといった無形文化遺産の文化と技術を披露するほか、内モンゴル自治区のスマートカー、生態系・緑化、カシミア・羊毛、モンゴル医学の生薬、グリーン食品、デジタル・テクノロジーといった分野の企業14社が展示を行い、現地の特色ある文化と経済発展の様子をPRする。来場者は内モンゴルの無形文化遺産の作品と特色ある内モンゴル企業と産業を至近距離から見ることができるほか、現地の経済、社会、産業の発展を肌で感じることができる。
主催者によると、内モンゴル自治区と日本の間には、エネルギーや農業、技術といった分野において相互補完性がある。内モンゴルデーは同自治区のハイレベルな対外開放を促進し、地域の協力を一層深化させるための重要なアプローチの一つとなっている。同自治区が地の利や資源賦存量を生かし、経済・文化交流を通して、対日友好交流を深めて、東北アジアとの協力を拡大し、質の高い輸出志向型経済の発展を促進するプラットフォームを構築することを目的としている。
また開幕式では、心温まるエピソードも生じた。ゲストとして出席していた永野ひかる審議役はあいさつの中で、30年前に中国の南京大学に留学していた当時、親交のあった蘇莉さんとの思い出を振り返り、内モンゴル自治区の関係者に蘇さんを探し出してほしいという思いを伝えたところ、内モンゴル自治区人民政府新聞弁公室の職員がすぐさま蘇さんを探し出して連絡を取り、会場でビデオ通話での再会を実現した。2人は近い将来中国での再会を約束し、その場にいた両国の関係者も共にその再会を喜んだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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