今年のノーベル賞受賞者、米国政府の研究費削減政策を批判

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2025年のノーベル物理学賞受賞者ジョン・クラーク氏やノーベル生理学・医学賞受賞者メアリー・ブランコウ氏は科学研究予算を大幅に削減する米政府の政策を批判しました。

2025年のノーベル物理学賞受賞者ジョン・クラーク氏やノーベル生理学・医学賞受賞者メアリー・ブランコウ氏は10月7日、メディアの取材に対して、科学研究予算を大幅に削減する米政府の政策を批判し、米国の科学の実力を大きくそぎ落とし、「破滅的な」結果を招く可能性があると述べました。

クラーク氏は、「トランプ政権が、米国の科学・衛生政策を再構築するために行った多くの措置、例えば政府の科学者を大量に解雇したり研究予算を大幅に削減したことは、『極めて深刻な問題』だ。関連する米国の科学研究はまひ状態に陥ることになる」と述べました。クラーク氏はさらに、「このような状態が続けば、結果は破滅的なものになる」と述べ、見た目は「基礎科学」だが、最終的には「重要な応用」をもたらすことができる研究を継続し、資金を提供することが極めて重要と述べました。

ブランコウ氏は、「米連邦予算は科学研究の促進と支援にとって重要だ。これらの資金は医学と基礎科学の進歩を推進するものだ」と強調しました。

トランプ政権は今年に入って、研究予算の削減、研究プロジェクトの縮小、人員削減などの政策を推進し、米国の広範な科学界や医学界からの抗議を招いています。多くの連邦機関や研究機関の科学者や職員が相次いで要望書の発表や抗議の署名活動を行い、研究費の削減や政策の方向に対して強い懸念を表明しています。(提供/CRI

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