台湾メディアの自由時報は8日、「小粉紅（ピンクちゃん）」と呼ばれる中国の愛国心の強いネットユーザーがディスカウントストアのドン・キホーテを批判したが、その「内容」に日本と台湾のユーザーが驚いていると報じた。

記事は、「幼いころから反日の偏った洗脳教育を受けて育った中国の『小粉紅』たちは、大人になると、日本への旅行や留学、移住を熱望するという滑稽な姿がしばしば議論を呼んでいる」と皮肉交じりに説明した上で、「小粉紅」とみられるあるユーザーが中国版TikTokの抖音（ドウイン）に投稿した日本に関する内容を紹介した。

同ユーザーは、ドン・キホーテの「情熱価格」の「キャニスターポテトチップス サワークリーム味」のパッケージに描かれたポテトチップの1枚が「台湾の島の形をしている」と批判。さらに、背景が黄緑色だったことについて、「（台湾の）民進党（反中的な政策で知られ、イメージカラーは緑）を支持している」などと主張し、「『一つの中国』の原則に反している。この店の製品をボイコットする」と宣言した。

この言いがかりのような投稿が紹介されたところ、台湾や日本のネットユーザーの間でツッコミが殺到。「は？」「ポテトチップのようにもろいハートだ」「心の中で中国を侮辱しているから、何を見ても中国侮辱に見えるんだろう」「もしネタ投稿じゃないなら眼科に行けよ」「人生で必ず経験する3つのこと。出生、中国侮辱、死亡」「人生にどれほど絶望すれば、ジャガイモにまで文句を付けられるのか」「中国のニラ（搾取される）人生はもう救いようがない」「私たち（台湾人）はずっとポテトチップの上で生活していたのか」「右肺を切除したほうがいい。形が台湾に似てる」といったコメントが寄せられたという。（翻訳・編集/北田）

蛤？？？ pic.twitter.com/Wd5IorAi8q

— Takehiro威 (@Takehiro_Wei) October 7, 2025