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1980年代の人気シリーズ映画「カンフーキッド」やホウ・シャオシェン監督作品などで知られる台湾の俳優イエン・ジョングオが肺ガンのため他界した。
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1980年代の人気シリーズ映画「カンフーキッド(好小子)」やホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督作品などで知られる台湾の俳優イエン・ジョングオ(顔正国/イエン・ジンクォク)が肺ガンのため他界した。享年50歳。
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イエン・ジョングオは80年代に天才子役として人気を得た後、91年に覚醒剤使用で逮捕。01年には違法薬物のディーラーを誘拐した容疑で逮捕されて死刑判決を受け(その後、法律改正により懲役15年に減刑)、さらに出所後の俳優・映画監督としての再起と、起伏の激しい人生でも知られる。
今月7日に肺がんにより50歳で他界したことを8日、イエン・ジョングオの遺族が明らかにした。遺族の発表では昨年11月に肺がんと診断され、約1年間の闘病生活を続け、51歳の誕生日を迎える3日前にこの世を去った。
イエン・ジョングオは80年代の人気シリーズ「カンフーキッド」で6作品に出演し、カンフー三兄弟の長男「ドラゴン」を演じて人気を獲得した。また、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督作品に多く登場していることでもよく知られ、「ステキな彼女」(80年)をはじめ、「川の流れに草は青々」(82年)、「風櫃の少年」(83年)、「童年往事 時の流れ」(85年)、「憂鬱な楽園」(96年)などに出演した。
刑期を終えた2012年からは、服役中に学んだ書道の指導や公益活動に従事。2015年の映画「角頭」で復帰し、2018年には初監督映画「角頭2:王者再起」が好成績を収めた。台湾メディアはウェイ・ダーション(魏徳聖)監督の三部作プロジェクトとなる映画「台湾三部曲」が遺作と報じている。(Mathilda)
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